バイオダイナミック農法は、世界最高峰のオーガニック（有機農法）です。オーストリアの人智学者のルドルフ・シュタイナーが提案した有機農法・自然農法で、バイオダイナミック農法の主な特徴の一つとして、天体の運行に合わせて、農作業が行われます。大地は朝になると息を吐き、午後になると息を吸うという一日のリズムがあります。そして薬用植物には、朝に植物内の液流が上昇するリズムがあり、収穫はその時間にあわせて行います。また太陽や月、その他の太陽系惑星や星座の位置関係で、地球に注がれるエネルギーの質や流れを図った上で農法が実践されるのです。具体的には、宇宙から最もエネルギーが注がれる満月の日に種蒔きや、堆肥を与えたりします。土壌も月のリズムに合わせて耕すことで土の要素が変化し、収穫もそれぞれの作物と、その用途に合わせて作業日が決定されます。このようにバイオダイナミック農法は大変な手間と時間のかかる方法で、決して効率的ではありません。しかし、こうして育てられた植物は人に肌に、その生命力を吹き込み、生き生きと輝かせてくれると言われています。ENC社の20ヘクタールの農園ではバイオダイナミック農法をいち早く取り入れ、希少なコルシカ島の野生の固有植物を100%オーガニックでお届けできます。